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雨の降ったある日、道を通る人たちは誰も店先にうずくまって寝ている犬を見ることもありませんでした。
もっと正確に言えば、見ても知らないふりをしていたのです。 さすらいの捨て犬だということを知ったからです。
そんな時、店が開いていたかと思うと、ある女性が傘を差して歩こうとした瞬間、傘をまた畳んだのではないですか。
雨を避けて寒い体を暖めながら寝ているのを見ていた彼女は自分の首に巻いていたマフラーをほどくと、慎重に犬に近づいて覆ってあげました。
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道を通る誰も見向きもしなかった犬に暖かい手を差し伸べた唯一の一人。 彼女の名前はドゥイグ·エルマ(Duygu Elma)でした。
動物専門メディア「ザ·ドドド(The dodo)」によると、雨に降られて寒さに震えながら寝る捨て犬にマフラーをかぶせたある女性の姿が防犯カメラに撮られ、静かな感動を与えています。
事情はこうです。 雨が降る肌寒い天気に捨て犬一匹が店の入口に横になっていました。
全身がびしょびしょの捨て犬が寒さにぶるぶる震えていましたが、だれも犬に関心を持ってくれませんでした。
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その時、ちょうど店のドアが開いていて、ある女性が捨て犬を見つけてじっと見ていました。
傘を開いたまま立っていた彼女は足をはなすことができず、しばらくして自分の首に巻いていたマフラーをほどきました。
犬にマフラーをかぶせた彼女は、しばらく寝返りを打つ捨て犬を見て、もう傘を持って席を離れました。
以後、各種オンラインコミュニティに映像が掲載され、トルコ現地のマスコミは先を争って報道するのに忙しかったのですが。
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熱い話題のおかげで、映像の中の女性を知った人々は、彼女の身元を情報提供し、結局、彼女の名前はドゥイグ·エルマであることが明らかになりました。
彼女は現地メディアとのインタビューで「私の行動が人々の関心を受けるとは想像もしませんでした」とし「寒さに震えている捨て犬に到底そっぽを向くことはできませんでした」と当時の状況を説明しました。
そっぽを向くかもしれない状況にもかかわらず、決してそっぽを向かず、自分のマフラーを喜んで解いて寒さに震えている捨て犬を覆ってくれた彼女。
時間が経った今もなお膾炙し、多くの人々に静かな感動を与えています。
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