facebook_@Soffuan CZ
"お父さん、どうしてそこに入ってるんですか。 早くそこから出て私と遊んでください。"
自分だけ置いて天国に旅立った飼い主が、あまりにも会いたかった猫は、飼い主の墓から離れることができず、これを見守っていた人々は、堪えてきた涙を流しました。
事情は、今から2年前の過ぎた2017年9月に遡るのですが。 死んだ飼い主を忘れられず、墓を掘り出そうと必死になっている猫の物語です。
マレーシアのケリバン地域に住んでいたおじいさんは、普段人一倍の猫愛で村で有名だったそうです。 有名な飼い主だったのです。
facebook_@Soffuan CZ
ある日、お爺さんは亡くなり、家族と村の住民が出席した中、葬儀が行われました。
しばらくお葬式が行われていた瞬間、白い猫一匹がいきなり現れて、おじいさんの墓を掘り始めたのではないでしょうか。
猫の突発行動に人々はびっくりして急いで猫を引き出そうとしましたが、猫はこれを拒否して墓から離れようとしませんでした。
むしろお墓から猫を連れ出せば連れ出すほど、猫はもがきながら人々の手を拒みました。
facebook_@Soffuan CZ
おじいさんの葬儀場に現れて墓を一生懸命掘った猫は、実はおじいさんが生きていて大事に育てた猫だったそうです。
おじいさんがこの世の中にいないことを知ったのか、猫はお爺さんの墓を掘り始めたのです。 自分を置いて去った飼い主に対する懐かしさがどれほど大きいかを推し量ることができます。
お爺さんの孫ソフアン(Soffuan CZ)さんは次のように言いました。
"おじいさんはねこをとても愛していました。 人並みはずれて愛されてきたので、猫の行動が理解できました。"
[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]