instagram / Inspire More
人間の利己的な欲を赤裸々に見せる犬遺棄事件が起き、大きな衝撃を与えています。
真っ白な毛を誇るサモイド犬を観光小物用にしようと強制染めさせただけでは足りず、これ以上使い道がなくなると、森の中に捨ててしまう遺棄事件が起きたのです。
オンラインメディア"インスパイアモア(Inspire More)"によると、3年前の2017年、ロシアのリゾート地にある森でピンク色に染められたサモイドの品種犬2匹が、力なくさまよっている姿が見つかりました。
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衝撃的なのはリゾート地の観光用小物としてサモエードの犬が使われたことです。 簡単に言えば人を集めるために犬をピンク色に染めたというのです。
発見当時、犬の周辺には食べ物や水もなかったそうです。 何も食べられなかった二匹は、そのようにあてどもなく森の中を彷徨していました。
2人は時間が経つにつれ、体が大きくなると、観光小物として価値が下がるのはもちろん、面倒を見るのが難しくなると、飼い主がこっそり捨ててしまったと推測されると、メディアは説明しました。
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動物保護団体と保護家たちは子犬をモスクワの保護所に移して検査した結果、2匹とも過度な染色で肌の炎症と湿疹に苦しんでいたことが明らかになりました。
また、一匹の体からは破片が発見され、もう一匹の耳には銃で撃たれた跡があり、残念でなりませんでした。
幸い、サモエード犬2匹とも新しい飼い主に養子として迎えられ、健康を回復しながら新しい人生を生きていると伝えられました。
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