Riverside County Animal Services
新型コロナウイルス感染症と呼ばれる"コロナ19"の拡散の影響で、意外な有期動物保護所ががらんと空いている状況になり、驚きを与えています。
アメリカの動物福祉増進協会によると、全域で1、400カ所の遺棄動物保護所を集計した結果、動物の養子縁組事例が昨年と比べると、100%も増加したそうです。
実際、米国動物虐待防止協会(ASPCA)は、ニューヨークとロサンゼルス(LA)でペット養子縁組はもちろん、一定期間を決めて家庭で預かって育てる受託事例が昨年比200%増えたほど驚きを与えています。
Riverside County Animal Services
遺棄動物保護所で暮らしている遺棄動物の養子縁組事例が急に増えたのです。 それでは、遺棄動物の養子縁組事例が増えた理由は何でしょうか。
USAトゥデイによると、"コロナ19"の影響で隔離生活が長期化しているため、イライラと不安を解消するためにペットを捜しているという説明です。
"コロナ19"の余波で思いもよらない遺棄動物の養子縁組が殺到すると、保護所の中は空っぽになってしまいました。
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開所以来初めて養子縁組可能な動物が足りない状況が発生したんですが。
カリフォルニア州リバーサイド郡の動物保護所は、"すべての動物が養子縁組されました"とし、がらがらの鉄製の檻の映像を公開しましたが、懸念される点が一つあります。
"コロナ19"事態が終わった後、路頭に再び捨てられる子どもが多くなるのではないかとの懸念。 どうかそんなことは起こらないでほしいです。
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