(左) pinterest, (右) Thailand's National Marine Park
"新型コロナウイルス感染症"と呼ばれる"コロナ19"事件で人々の足が途絶えたおかげで、生態系に驚くべき変化が現れています。
人々の足によって姿を消した動物が、一人二人現れ始めてから'コロナ19'逆説と呼ばれる皮肉な状況まで起こっているんですが。
タイのコリボン島(Koh Libong Islands)では、絶滅危機の海洋哺乳類のジュゴン群れが突然現れた姿がカメラに撮られ、驚きを与えています。
Thailand's National Marine Park
英紙デイリーメールなど主要外信によりますと、海洋国立公園関係者がドローンを通じて海を巡回している途中、偶然海に出現した22匹のジュゴン群を発見しました。
普段なら観光客を乗せた船でいっぱいの場所ですが、"コロナ19"事態で、社会的距離を置くキャンペーンなどで人々の足が途絶え、その空白をデュゴンの群れが現れて埋めていたのです。
"ママジュゴン"から"赤ちゃんジュゴン"まで、様々な"じゅごん"が海で悠々と泳いだり、海草を食べたりするなど、余裕を満喫している様子でした。
イメージ / imgur
実際にジュゴンの群れが陸に出てきて餌を食べて泳ぐ姿は、めったに見られない光景だそうです。 ボートプロペラが傷つく場合が多いからです。
人々がいなくなるや、それまで隠れていたジュゴンたちが出てきたと推測されます。 それだけ人間の利己的な欲で生活の場を失った彼らが、思いがけない"コロナ19"の影響で、元の場所を取り戻したわけです。
一方、デュゴンはタイ水域でも個体数が300匹ほどしかない絶滅危惧海洋哺乳類で、国際自然保全連盟(IUCN)が指定した絶滅危惧種でもあります。
[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]