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2015年、猛々しいことで有名なシベリア産の虎に餌として入れられたヤギが友達になって話題を呼んだことがあります。
ロシアのある動物園のサファリ公園に住む、当時3歳の虎のアムールと友達になったヤギのティムールの奇妙な縁は、動物園がアムールに昼食を食べさせてヤギを檻に入れてくれたことから始まりました。
動物園は虎の野生性を失わないように、1週間に2回ヤギやウサギなどの生き物を餌にしてきましたが、ヤギのティムールが虎を怖がるどころか、強く抵抗して奇跡のようなことが起きました。
それまで獲物を恐ろしく攻撃して捕食していた虎のアムールが、ヤギのティムールには攻撃性を見せずにむしろ優しく接し始めたのです。
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おかげでこの2人は1ヶ月以上友達として過ごし、世界的に有名になりました。
しかし、それからしばらくして、虎のアムールがヤギのティムールを攻撃した事実が、ほぼ4年ぶりに世に知られるようになったそうです。
英国の日刊メトロなどによると、動物園の最高責任者であるドミトリー·メチェンセフ(Dmitry Mezentsev)はヤギのティムールがおびえることなく虎のアムールにねだって、丘の下に転がり落ちたことを打ち明けました。
ヤギのティムールはしばらく自分の友達がトラだったことを忘れてしまったようです。
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ティムールは怖いもの知らず、角でトラのアムールをつつくなどの行動で気分を害し、結局、虎のアムールは巨大な前足でティムールを殴りつけました。
動物園側は丘の下に落ちたヤギのティムールを助けるために全力を尽くしたが、結局目をつぶってしまったそうです。 一方、虎のティムールは元気に過ごしていると伝えられています。
餌から友達になった二人の縁の、そんな一段落になってしまいました。 話が伝わると、ロシア内ではヤギ·ティムールの死を哀悼しました。
現地のネットユーザーは"虎とヤギの友情は童話の中に存在するようだ"、"現実は悲劇に終わった"、"かわいそうなヤギ"などの反応を示しました。
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