Emergencias Sevilla
本格的な猛暑の中、車内で犬や猫などのペットを放置して降りる事故が相次ぎ、格別な注意が必要です。
数日前、スペインのセビリアでは、50度を超える車内に閉じ込められたヨークシャーテリア種の犬がいて、警察官が車の窓ガラスを割って救助することがあったが…。
セビリア警察官によると、数時間、車内に生後3カ月ほどとみられるヨークシャテリア犬が閉じ込められているという通報の電話がかかってきました。
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通報を受けて出動した警察官らは、当時、セビージャの気温が40度を超える猛暑日だったので、運転手が戻ってくるまで待つのは無理だと判断したんです。
それもそのはず、車の温度は高いので、50度近い猛暑の中で、犬が放置されたので、急いで救助しなければならない状況でした。
駄目だと思った警察官たちは、車の窓ガラスを割って犬を取り出して冷たい水で洗うだけでなく、脱水防止のために水を飲ませたが…。
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救助してからどのくらい経っただろうか。 遅れて車に戻ってきた運転手は、「なぜ、自分の車の窓ガラスを割ったのか」と、かえって怒っているのではないでしょうか。
普段、自分はたびたび車に犬を置いて仕事をしているが、たいしたことでもないことで大騒ぎになったと抗議し、暴言を吐いていたと知られています。
セビリア警察は、猛暑の中、車に犬を放置した運転手を動物虐待罪で告訴する一方、猛暑の中、犬を車内に置いて降りることのないよう、格別に注意してほしいと呼びかけました。
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