Tanto Yensen
カエルが自分を食べないかと思ってびびっていたが、食べなかったので"ありがとう"と言って、カエルの顔を丁寧に撫でているネズミの姿がカメラに撮られ、驚きを与えています。
イギリス日刊デイリーメールは、蛙の顔を大ざっぱに丸めているネズミの姿の写真を紹介したことがありました。
インドネシア出身のカメラマン、タント·イェンセン(Tanto Yensen)が撮影したこの写真には、木の枝に腰かけて互いに向き合っている蛙とネズミの姿が写っていました。
写真の中の状況はこうです。 当時、蛙はネズミを捕まえようとするかのように口運動をしていました。
Tanto Yensen
目の前の蛙に食われる運命だということを直感したように、ネズミはどうか助けてくれと言わんばかりに、うつむきながら両手を合わせていました。
しばらくして、ネズミを飲み込んでしまいそうな蛙は、訳も分からず、じっと坐っていました。
自分を食べないかと思ってびびっていたネズミは、蛙が自分を食べないことに感謝しながら、そっと顔をしているのではないでしょうか。
Tanto Yensen
カエルもそんなネズミの行動が嫌いではなかったのか微笑んでみせ、二人の姿は意外な写真で残すようになりました。
その後もネズミはカエルの顔をほろ苦いだけでなく、キスをするなど愛情攻勢を浴びせたといいます。
写真を撮った作家のタント·イェンセンは次のようなことを言いました。
"昨日の敵が今日の友になれるということを示す写真でした。 いくら憎んでいた人も良い関係に発展できるということをね。"
Tanto Yensen
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