facebook_@Theresa Burns
黒い鷲の群れにぐるっと取り囲まれたまま、ぼんやりと座って自分の死を待っていた犬がいました。
悲しい目でぼんやりと見ていた子犬の名前はピットブル·リロ(Lilo)。 いったいリロに何が起ったのでしょうか。
お便りは今から6年前の2014年12月にさかのぼります。 当時、写真作家のロブ·ブラウン(Rob Brown)さんは散歩中、衝撃的な姿を目にするようになります。
ある家庭の裏庭にある犬の家の周りに黒い鷲の群れが囲まれているのを見たのです。
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ワシの群れは飢えに苦しんでいて、そのうちの1匹がピットブル犬"リロ"の耳をほじくりましたが、子犬"リロ"は何の抵抗も反応も見せていません。
彼は、鷲の群れを追い出そうと、音を立てながら、手振りで飛んで行きなさいとも言っていましたが、その時だけ、黒い鷲の群れは、なかなか、リロの周辺を離れませんでした。
悲しみに沈んだリロの目つきをどうしても無視することができなかった彼は、急いで写真を撮ってSNSに載せて助けを求め、ある住民がこれを見て動物保護団体に電話しました。
飼い主がいたので、リロを簡単に救助できなかったからです。 通報を受けて出動した動物保護団体の救助隊員たちは、犬のリロ状態をチェックしました。
facebook_@TheMeritPitBullFoundation
深刻な栄養失調で皮膚病を患っていたリロ。 "これまでどれほどお腹がすいて大変だったでしょう。 胸が潰れます。
動物保護団体の救助隊員たちは飼い主から虐待を認められ、子どもを連れてくることができたんですが。しかし、その子を受け入れるという保護所の施設がなく、安楽死の危機に瀕しました。
その時、メリットのピットブル財団から"リロを連れていく"と連絡し、財団保護所を通じてキイナ·ランチ(Keana Lynch)が養子になることを決心、ワシの群れに死にかけていたピットリロは、そのようにして新しい家族のもとに抱かれることができたんです。
死を直感して悲しみに暮れたリロは、新しい家族に会った後、失った笑いを取り戻すことができたんですが。 どうか痛い傷を勝ち抜いていつまでも幸せになるように心から願ってみます。
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