youtube_@Kruger Sightings
全身を尖った棘で囲まれたヤマアラシを怖がることなく食べようとしたヒョウは、結局体にとげが刺さる怪我をしてしまいました。
YouTubeチャンネルのクルーガーサイティングスには3年前の2017年、南アフリカのクルーガー国立公園で撮影したヒョウの狩りの様子が掲載され、注目を集めました。
映像によると、ヤマアラシを発見したヒョウは、お腹がすいたせいで、何も考えずに食いつくためにこっそりついていき、攻撃を試み始めます。
youtube_@Kruger Sightings
最初はヒョウの攻撃が通じるように見えますが、ヒョウはヤマアラシからとげを刺されてすぐ後ろに下がります。
ちょうど後ろにもう一匹のヤマアラシが登場し、ヒョウは狩りのターゲットを変えて他のヤマアラシに駆けつけました。 しかし、ヒョウの勇猛さもヤマアラシの棘の前では無用でした。
ヒョウは、ヤマアラシと約2~3秒間もめ合いながら戦ったのですが、全身に棘が刺さって血が流れるのではないでしょうか。
youtube_@Kruger Sightings
ヤマアラシにひどい目に遭ったヒョウは、苦しみながらも自分の体にはまった棘を一つずつ口に出しました。
一方、ヤマアラシは体と尻尾の上面は棘のように変化した棘の毛で覆われている夜行性動物で、ネズミ目ヤマアラシ科に属する動物です。
ヤマアラシはなんと3万個の固いトゲを持っており、危険にさらされるとトゲを逆立て、敵に向かって突進するということです。
YouTube_@Kruger Sightings
[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]