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見ただけでも致命的な可愛さで目から蜂蜜を滴らせる絶滅危機に直面した中国固有種のウサギがいます。
主に海抜2800m以上の高山地帯に住み、実物を見るのが容易でないという"イリピカ(IliPika)"がその主人公です。
テディベアとポケットモンスターの中のピカチュウを混ぜたような可愛さを誇るイリピカは、中国北西地域の新疆テンシャン山脈の崖に巣食う絶滅危惧種です。
豊かな毛のかわいい顔を持つイリピカは、残念ながら高値で取引されているため、密猟者の標的になっている状況です。
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実際にイリピカの個体数が初めて発見された当時、約2、900匹がいると推定されていましたが、現在は1千匹にも満たないことが分かりました。
国際自然保護連合(IUCN)は2008年、イリピカを絶滅危惧種に分類しました。 致命的な可愛さを過ぎ去ったイリピカ。
次の世代のためにも、これ以上無分別な密猟をやめ、イリピカが繁殖し、個体数がさらに増えるようにすることが、現在としては重要ではないでしょうか。
今この瞬間にも、イリピカは密猟者によって命を失いつつあるという事実を忘れてはいけません。
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