twitter_@SANParksKNP
"新型コロナウイルス感染症"と呼ばれる"コロナ19"の影響で観覧客が途絶えた南アフリカ共和国のクルーガー国立公園では見られない光景が繰り広げられました。
いじめをする人が現れないため、国立公園のライオンたちがアスファルト道路の上でゆっくり昼寝をする姿がカメラに撮られたんです。
観覧客が訪れたとき、めったに見られない光景で悩まされる人がいなくなった国立公園の状況は、ライオンたちにとってただ良いのかもしれません。
twitter_@SANParksKNP
英BBCや米CNNなどの主要外信は、南アフリカ共和国のクルーガー国立公園が"コロナ19"の影響で休業に入ったなか、ライオンたちが国立公園道路とゴルフ場を占領していると伝えました。
野生の姿をとどめるクルーガー公園は、"コロナ19"事態で人々の出入りが統制されて1ヶ月になります。 国立公園はますます野生らしくなりました。
公園の管理者であるリチャード·サウリ(Richard Sowry)さんは、車に乗って国立公園を山札している途中、ライオンの群れがアスファルト道路の上で単体で昼寝に夢中になっている光景を目撃することになります。
twitter_@SANParksKNP
リチャードさんは、その姿を自分のスマートフォンのカメラに収めました。 ライオンたちはパトカーに全く気を使わず、余裕を持って昼寝を楽しみました。
真昼間にライオンが道路上に姿を現したまま眠ることは、珍しいことだそうですが。 恐らくいじめられる人が途切れると、とても快適に道路の上で眠っていると思います。
ライオンたちが森ではなくアスファルト道路の上で眠っていることについて、現在アスファルト道路がフルボーダーより乾燥しているという点で、水を嫌うライオンに道路はもってこいだという説明です。
twitter_@SANParksKNP
リチャードさんは昼寝を楽しむライオンの姿を国立公園のSNSアカウントで共有し、ネチズンの反応は一言で爆発的でした。
一方、アフリカ内でも"コロナ19"の拡散が尋常ではないですが。
クルーガー国立公園も"コロナ19"の拡散に伴って閉鎖措置に入り、当分の間人々の出入りがなくライオンたちにとってはこの上なく良い時間になるものとみられます。
twitter_@SANParksKNP
[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]