instagram_@lulutheslippercat
年老いて痛いという理由で誰も連れて行かなかった猫がいます。 猫は自分を入養してくれた飼い主のことがありがたくて、その気持ちを伝えるために毎朝この行動をしました。
動物専門メディア"ザ·ドド(The dodo)"によると、養子縁組してくれた飼い主に感謝の気持ちを伝えるため、毎日スリッパを運んでくれる猫"ルル(Lulu)"がいるそうです。
実はねこのルルは、洞没保護所で生活していたねこでした。 どんな理由で入所するようになったかは分かりませんでしたが、毛が絡まったまま小さなケージに入ってくるようになった子でした。
instagram_@lulutheslippercat
弱り目に祟り目で腎臓病と巻き爪などを患ている上に年を取ったため養子縁組が簡単ではありませんでした。 そうしているうちに昨年奇跡のようなことが起こります。
現在の飼い主のカイラ(Kayla)の家族に養子として送られたのです。 老いて痛いという理由で誰も連れて行かなかった猫のルルはそうやって新しい人生を生きるようになりました。
家族たちの真心のこもった愛情とケアのおかげで、猫のルルは見違えるほどぶら下がりました。 きれいな毛が生えたことは勿論、健康も日々よくなりました。
instagram_@lulutheslippercat
そうして家族で一日一日適応していたある日、カイラは思いがけない光景を目にします。 誰にも言われたこともないのに、スリッパを口にくわえてきては、ベッドの前に置くのじゃないですか。
これ見よがしに何度か泣いた猫のルルは、またどこかへ行って、反対側のスリッパも口にくわえて歩いてきました。 この時から毎朝スリッパに噛まれてくるという猫のルル。
おそらく、養子縁組してくれた 飼い主に感謝の気持ちを伝え、スリッパを運んでくれたのではないでしょうか? 一時捨てられてそっぽを向かれた猫のルルは、そんな幸せな日々を送っています。
instagram_@lulutheslippercat
[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]