戦場で飢えてる自分に餌を持ってくれた軍人…テロ犯が爆弾を投げると、全力で阻止した捨て犬

アニマルプラネットランドチーム
2020年 04月 21日

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緊迫感溢れる戦場で、お腹が空いた自分に温かい餌と手を差し伸べてくれた軍人のために、体を張って自爆テロ犯を防いだ捨て犬がいて、静かな感動を与えています。


お便りはこうです。 アフガニスタンの米軍基地で勤務していたクリス·デューク(Chris Duke)下士は、偶然、宿所の近くをさまよう捨て犬を発見します。


派兵勤務中だった彼は、適時に食べられなかったため、元気のない犬達が可哀そうで、毎日餌をやるなど、こまめに面倒を見てくれました。


実際、戦場であったため、一夜にして隣にいた同僚が冷たい遺体となって帰ってくることがよくあるため、誰かに頼って寄り道すらない戦場で、捨て犬は兵士たちを慰める存在でした。


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1日も経たないうちに軍人と親しくなった犬達は、それぞれサーシャ(SaSha)、ルーファス(Rufus)、ターゲット(Target)という名前を持つようになりました。


そうして時が流れて、或る夜、急に彼らがわいわい吠え出したのでしょう。


いつもと違う犬達の行動にただお互いにけんかでもしていると思って軍人たちは大したことないと思いました。


しかし、なかなか犬達の声は収まらず、駄目だと思っていた軍人たちは、一人二人、宿舎の外に出てきました。 その時大きな爆発音が鳴りました。


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後で分かったことだが、自爆犯が部隊に密かに侵入し、宿舎で寝ていた軍人50人余りを襲って殺そうとしていたのです。


自爆テロ犯は全身に爆弾をつけて宿所に潜入しようとして捨て犬にばれ、彼らはテロ犯を阻止するために吠えるのはもちろん、実際に攻撃したこともあったです。


思いもよらない捨て犬の妨害に戸惑ったテロ犯は、軍人が一人ずつ宿舎から出てくると、結局、爆弾を爆発させて自ら命を絶ったのです。


クリスさんは"本当に捨て犬でなかったら私は今日この場にいられなかったはずです。"と言いました。


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でも、残念ながらテロ犯に飛びついた捨て犬のサーシャは命を失ってしまいました。


お腹がすいた自分に餌をやってくれた軍人に恩返しを忘れずに済ませようとして、結局、目をつぶってしまった捨て犬サーシャ。 軍人たちは犬達の犠牲に申し訳ないと思いながら、感謝の気持ちを隠すことができませんでした。


それから数日後、クリスさんは家に帰らなければならなかったのですが。 自分をはじめ同僚たちの命を救ってくれた捨て犬を置いていくのに、しきりに目に付きました。


クリスさんは悩んだ末、参戦勇士の支援機関に文章を残し、捨て犬を自宅に連れてくることができるよう、協力してほしいと要請しました。


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参戦勇士の支援機関会長がちょうどこれを見て感動して捨て犬を連れてこられるよう募金基金を作って後援してくれたのです。


おかげでテロ犯と戦うために逃げ切れず、目をつぶったサーシャを除いたルーファスとターゲットを家に連れて来ることができたクリスさん。


もし、その時、彼が飢えに疲れた捨て犬たちに温かい手を先に差し伸べなかったら、どうなっていただろうか。


長い歳月が経った今も、戦地から手を差し伸べてくれた軍人の命を助けてくれた捨て犬の物語が伝えられているのは、人間しか知らない犬の一途な愛のためではないかと思います。


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