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予期せぬ飼い主の突然の死に、レトリーバーは悲しんで、"どうか立ち直れ、自分だけ置いていくな"と飼い主のそばを見守っている人の目頭を熱くさせます。
お便りは今から3年前の2017年9月にさかのぼります。
当時、フィリパン·サントマス大学法学部の新入生だったアティオ·カルスティロ(Atio Castillo)さんは、心臓マヒにより、22歳という若さで目をつぶってしまいました。
誰も予想できなかった分、その残念さはもっと大きかったんですが。 家族と友人は彼の突然の死に悲しみました。
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彼の死を悼むために葬儀場に集まった人々は意外な光景を見るようになりますが。
目を閉じて横たわるアティオさんの棺の隣にレトリバー犬一匹がそばを守りながら、痛ましく泣いているのではないでしょうか。
後で聞いたらレトリバー犬の正体はアティオさんが生前飼っていた犬のリガ(Lega)でした。 リガも飼い主の死を直感したのでしょうか。
いくら言葉が通じない動物だとしても、同日のレトリバー犬リガの表情はあまりにも悲しくて寂しく見えました。
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葬儀が行われる間、レトリーバーの犬リーガはなかなか席を立つことを考えず、むしろ両前足を上げて棺を叩くなどの姿を見せました。
まるで"どうか起きてください"、"私だけ置いて行かないで"と言っているように見えました。 また、一晩中そばを守っているのはもちろん、飼い主が目を覚ますようにも見えました。
子犬リーガの姿はアティオさんの叔父さんが写真で撮って世の中に公開されました。
そして叔父は次のような甥に最後の手紙をくれました。
Gerardo M. Castillo
"子犬リガはあなたにキスしたがっているようだった…君がそれ以上一緒にいられなくなった理由については、彼は受け入れがたいようだった。
リーガは毎晩あなたの部屋に行ってあなたを探すの。 そして君がいない事実に悲しくて泣くんだ… 会いたくてなつかしいね..."
飼い主を見送った後も飼い主がいない現実が信じられなかった子犬リガは、そのように飼い主の死を悲しんだといいます。
愛する人を送る痛みはただの人だけではありませんでした。 飼い主が世の全部である犬にも痛みはまったく同じでした。
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