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ネパール·ラリットプール市のシラハで、人間の利己的な欲のために強制的に鼻を突き破られた"絶滅危惧"ナマケグマがいます。
綱に縛られて路上公演を待つナマケグマ。 人間の欲が生んだ悲劇です。
現地メディア"マイリパブリカ(Myrepublica)"によると、シラハで路上公演などのエンターテインメント目的で捕らわれていた絶滅危惧種"ナマケゴム(SlothBear)"が救助されたことがあります。
救助された当時、ナマケグマは鼻に強制的に穴が開いており、その穴にはロープで縛られていたそうです。
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本当に衝撃的ですね。 実際に公開された写真を見ればもっと衝撃的です。
写真の中には、無理やり開けた鼻にロープを入れて、木に縛られているナマケグマの哀れな姿が写っていました。
まるで自分の身の上を捨てたかのように悲しげな表情をしているナマケ。
幸い、現地の動物保護団体によって救助されたナマケグマは、ネパール中央動物園にしばらく送られ、インドの野生動物保護所に搬送される予定だと言われています。
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どうか一日でも早く傷んだ傷が癒されるといいですね。
一方、ナマケグマは国際自然保全連盟(IUCN)の"レッドリスト"に危機種として分類されている絶滅危惧種です。
主にジャングルに生息しますが、ブータン、インド、ネパール、スリランカで発見されています。
ツキノワグマ程の大きさのナマケグマは、バングラデシュではすでに絶滅しているほど珍しいクマになりました。
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