youtube_@sg Choi
初めてこの写真を見た時、そして話を聞いた時、思わず泣き出しました。
もう生きる日がわずか2時間しか残ってないのに助けてくれと哀願するよりは自分が食べていた食器を病気の友達に出した犬の写真を見て心が痛くなりました。
何が奴をこんなに譲らせたのでしょうか。
自分を木に縛り、棒で残忍に殴った人も、自分から目をそむけた人も、みんな抱きしめてくれる人の名前は将軍(⁼ジャングン)です。
今日はあるオンラインコミュニティで、私が接した話を紹介しようと思います。 安楽死する直前、自分の茶碗を病気の友人に譲った将軍の話です。
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話は9年前の2011年にさかのぼります。 ソウル市ヨンドゥンポ(⁼永登浦)区のある野山で、犬1匹が木に縛られたまま、無差別に殴打されることがあります。
木に縛られたやつは将軍でした。
男性はなぜかとも棒で殴っていて、ちょうど散歩中だった夫婦がこれを発見、警察に通報しました。
将軍は警察と119救助隊の助けで無事救助されることができました。 現場で将軍を虐待していた男性はもう逃走した後でした。
辛うじて命が助かった将軍は、動物病院に運ばれて治療を受けました。 傷はとても深刻な状態でした。 頭頂部は穴があいたまま血が流れ落ちていました。
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たぶん、屠殺して食べるつもりで頭のてっぺん部分をハンマーなどの道具で強く殴りつけたのだと思います。 将軍はどんなに恐ろしくて、怖くて、生きたかったでしょう。 心が潰れます。
動物病院に入院しながら、毎日健康を回復したやつのために、動物協会のある会員は"将軍"という名前をつけてくれました。 将軍のようにたくましく早く全快するようにという意味でした。
治療を終えた将軍はその後、動物保護所に移送され、1ヵ月間、自分を養子にしてくれる新しい家族を切なく探しました。
しかし、誰も将軍を養子にしたいという人は現れませんでした。
当時、動物保護所には30日経っても養子縁組希望者が現れない場合、安楽死を実施しなければならない規定がありました。 将軍も例外ではありませんでした。
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安楽死するわずか2時間前、保護所の職員たちは惨憺たる心情で、将軍の食器に最後の餌を注いであげました。 しかし、将軍は病気の友だちに自分の茶碗を渡しました。
当時の様子は関係者などを通じて写真に撮られていましたが、その写真を見ていると思わず目頭が赤くなります。
自分が死を控えた事実を知っているのかどうか、自分より弱い友人に喜んで茶碗を渡してくれた将軍が…。 皆さんはどう思いますか?
哀切な眼差しでご飯を食べる友達の姿を見る将軍がただ胸が痛むだけです。
そうして茶碗を渡していた頃、将軍に驚くべき奇跡が起きました。 安楽死する直前、将軍を養子にしたいという人が現れたのです。
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"将軍を養子にしたいという意思を明らかにしたのは、動物協会のソウル会員でした。
その子から聞いた彼は、将軍が養子縁組を決心し、おかげで動物保護所で終わるところだった将軍の人生にも希望が訪れたのです。
その後、将軍様は心の優しい新しい家族に出会い、幸せな人生を生きていると伝えられました。 何回も死ぬ危機にあったやつは、そうやって失った笑顔を取り戻すことができたのに。
動物であれ人であれ、誰もが幸せな権利があります。 当然いじめられる理由などありません。 自分自身が大切なほど、他の人たちも、動物たちも同じように大切です。
安楽死の2時間前に、自分より他人を配慮する将軍の写真を忘れず、必ず覚えておいてください。 地球に住む生命は、誰も幸せになる権利があるということを。
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