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道路上でひき逃げされて死んだ友人のそばを離れず、そばを守りながら悲しむ犬の姿が見つかり、多くの人々を泣かせています。
今から3年前の2017年4月、中国浙江省曲州市のある道路で、茶色の犬1匹が通る車にひかれることがありました。
この事故で茶色の犬は死んだまま床にぐったりしていたそうです。 目をつぶって身じろぎもしない茶色の犬。
その時、一匹の白い犬が近づくと、茶色の犬をやたらに振り始めました。 まるで"どうか起きて、ここに横たわっていないで早く起きなさい"と言うようにです。
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床に垂れ下がっている友達が何の反応もなかったので、やっと友達が死んだことに気づいた白い犬は、声を出して泣き出しました。
道路の上を通る車が道をふさいでいる2匹の子犬に向かって道をよけながらクラクションを鳴らし、道路は一瞬にしてパニック状態に陥りました。
でも、白い犬は身じろぎもせず、死んだ友達のそばを守りました。 世界の全てを失った悲しみに沈んでいる犬。
何がこの犬をそんなに悲しませたんでしょうか。
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ついに白い犬は全身を震わせながら泣き、現場にいた市民たちも友達の死に悲しむ白い犬の姿を見て、涙を拭かなければならなかったです。
どれほど経っただろうか。 後になって自分の犬が車にはねられて死んだことを知った茶色い犬の持ち主は、冷たくなった犬を抱きしめて歩道から抜け出しました。
白い犬は飼い主につきまといながらも友達の死でそばを離れなかったのです。
残念ながら、茶色い犬の正確な事故原因は明らかになっていないそうです。 ただ交通事故に遭ったと推定するだけです。
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一夜に愛する友達を失った白い犬はそうやって茶色の犬を放り出したのです。
この二人の悲しくて濃い友情は、3年という時間が過ぎた今も、人々に静かな響きを残しています。
ひき逃げの車に轢かれて死んだ友達のそばを離れずに守る白い犬の姿。友達を失った悲しみをその何をもって表現することができるでしょうか。
どうか白い犬が友達を失った悲しみを無事に乗り越えるように、そして事故で去った犬も天国では痛くならないように願います。
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