毒蛇に脅かされる幼い飼い主を助けようと全身で殴り合い、結局目をつぶってしまった子犬

アニマルプラネットランドチーム
2020年 05月 31日

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毒蛇に脅かされる幼い飼い主を救うため、全身で立ち向かって戦ったあげく、結局、噛まれて目をつぶってしまった子犬がいて、残念がっています。


英日刊紙デイリーメールによると、米フロリダ州ウェブスターに住むピットブルテリア犬ゼウス(Zeus)が、幼い飼い主を助けようとして目を閉じました。


お便りはこうです。 当時、生後8カ月の子犬ゼウスは、飼い主のゲリー·リチャードソン(Gary Richardson)の家族と一緒に、普段と変わらない平和なひと時を過ごしていました。


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庭では10歳のオリリー(Oriley)と11歳のオリオン(Orion)兄弟が遊んでいたのですが。 ところが、いきなりゼウスが裏庭に出た兄のオリオンに攻撃性を見せ始めました。


一体、何が起こったのでしょうか。 後で聞いたら、子犬のゼウスが飛びついた対象はサンゴヘビでした。


サンゴヘビは赤と黒、そして黄色と白を帯びる一種の毒蛇です。


強い神経毒を持っているため、ややもすると呼吸機関が麻痺して窒息死することが多いそうです。

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子犬のゼウスは、兄弟を攻撃しようとするサンゴヘビを見て、幼い飼い主達を守ろうと全身で対抗してきました。


ゼウスは毒蛇の頭を噛んで息の根を止めましたが、その過程で重傷を負ってしまいました。


サンゴヘビにかまれて、体中に毒が広がったのです。 家族は急いで子犬のゼウスを連れて近くの病院まで駆けつけて解毒剤を打って治療しましたが、ゼウスは一晩中苦痛に悩まされなければならなかったのです。


結局、子犬のゼウスは結局目をつぶってしまい、自分たちを守るために身を投げて毒蛇と戦ったゼウスの死に幼い飼い主兄弟は数日間泣いたといいます。


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この夫婦は現地メディアとのインタビューで"子犬のゼウスは私たちの子どもたちを守ろうと命を捧げました"とし"たびたび悪い評価を受けたりもしますが、ピットブルは私が知る限りでは一番忠誠度の高い子犬"と述べました。


そして、"自分たちが経験した事を機に、ピットブルテリアに対する人々の認識が変わる契機になればいい"と付け加えた。


幼い飼い主を助けようと身を投げて毒蛇と戦い、結局目を閉じた子犬のゼウス。 どうか空の国では元気で幸せになるように祈ります。


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