サイが両目を覆ったまま、足を縛られ、ヘリコプターにぶら下がって空を飛んでいた理由

アニマルプラネットランドチーム
2020年 06月 02日

애니멀플래닛Pete Oxford / mediadrumworld


空の上をそれも逆さまにぶら下がったまま飛んでいる黒いサイがいます。 一体、どんなことが起きて黒いサイは空を飛んでいたのだろうか。


英紙ミラーによると、3年前の2017年、南アフリカの空で空を飛んでいる黒いサイの姿がカメラに撮られました。


写真家のペット·オックスフォード(Pete Oxford)は、両目を覆った状態で足が縛られ、ヘリコプターの逆さまにぶら下がっている黒いサイの姿を写真に収めました。


何が起こったのだろうか。 実は写真の中の黒いサイは、南アフリカ北部地方に運んでいる最中に撮られたものだそうです。


애니멀플래닛Pete Oxford / mediadrumworld


その理由は、黒いサイの角を狙って不法捕獲しようとする密猟者のせいで苦労をしてはいけないと思った関係者が、新しい生息地にサイを移動させることだそうです。


実際、サイの角は効能の良い薬剤だと口コミで広まり、密猟者の間で金儲け目的で無分別に捕獲されている状況です。


写真の中の黒いサイ以外にも、15頭のサイが密猟者を避けて、他の地域に移されたそうです。 苦々しい現実を見せてくれる現場と言わざるを得ません。


一方、世界自然保護基金によりますと、現在残っている黒いサイは5千頭にも満たない状況なので、これに対する対策が急がれるという指摘です。


애니멀플래닛


애니멀플래닛Pete Oxford / mediadrumworld


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