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世の中の全てである飼い主が目をつぶったのも知らずに、病院の入り口の前で一週間以上も飼い主を待っていて、また待っているレトリーバーの犬の話が、見る人の目頭を熱くさせます。
英国の日刊紙メトロなどによると、アルゼンチンのサン・サルバドル・デ・フイ(San Salvador de Jujuy)に位置するパブロ・ソリア病院の外にはトト(Toto)という名前のレトリーバーの犬が座っていました。
犬の飼い主はこの病院に入院していました。 飼い主は犬のトトを病室に連れてきてくれと頼み、そうしてヤツとの最後の挨拶をした後、目を閉じました。
そうして六歳のレトリーバートはひとりになりましたが、親戚の誰も、その面倒をみたり、連れて行ったりしませんでした。
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飼い主が目をつぶったことも知らずに、病院の入口前に座って飼い主がドアの外に出るのを待っていたレトリーバーの姿を見て、本当に多くのことを考えさせます。
結局、見るに見かねたある動物保護団体の会員が、トトの新しい飼い主探しに本腰を入れました。 その後、やつが新しい家族を探したかどうかは、分かっていません。
一生飼い主しか知らないで暮らしてきた犬のトトちゃんは今元気ですか?
天国から見守っている飼い主のためにも、自分自身のためにも、新しい家族の元で末永く幸せになることを心から応援します。
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