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橋の上で極端な選択をした飼い主が、もし再び戻ってくるのではないかと、その場を離れずに最後まで守りながら飼い主を待っていたあるワンちゃんの姿が捉えられ、残念でなりません。
英国日刊紙のデイリーメールやデイリースターなどの主要外国メディアによると、中国の武漢市の長江大橋から飛び降り事件が発生した中、犬一匹が石仏のようにびくともせず、その場で飼い主を待つことがあったんですが…
当時、事件を目撃した人と長江橋を渡る途中、欄干に首を落として座っている犬を見つけた通行人の話を総合すると、犬は橋の上で飼い主が川の中に落ちるのを目撃したといいます。
死について知らない犬は、それ以来ずっと食べることも飲まずに飼い主の離れた橋の上で帰ることだけを待ち続けていたそうです。 胸がとても痛いです。
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しかし、いくら待っても、すでに立ち去った飼い主は帰る気配もなく、暑さと空腹に疲れたものは、ただ、とめどなくうんうんとしきりにうなり苦しむばかりでした。
見るに見かねた何人かの住民が犬に近づいたが、そのたびに逃がすことは勿論、再び橋の上に上がって座り、ぼうっとして橋の下を見つめるだけだそうです。
実際、長江大橋では飛び降り事件が通報されましたが、飼い主の身元や遺体の発見は確認されていないといいます。
何も食べることも飲んでもいない犬が残念だった住民たちは、犬を救助する作業を行い、奴を強制的に抱きしめて車に乗り込もうとしたが、近くの野山に逃げてしまった状況。
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野山などを捜索しても犬は見つからず、行方不明の知らせに地域動物協会が乗り出しました。
捜索作業を行っていますが、依然として犬の行方は不明だそうですが。 協会側は、犬を目撃した人は、すぐに情報提供してくれるように頼みました。
協会側は"忠誠心が強くて、誰もついていこうとはしませんでした"とし、"平穏な生活が送れるよう、早く救助する一方、新しい家族を探すことに努めます"と明かしました。
話を聞いたネチズンたちは「胸がとても痛いです」「一日も早く救助されたら・・・」「飼い主しか知らない犬・・・」 「すみません」、「どうか無事でいてほしいですね」などの反応を見せながら残念な気持ちを表しました。
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