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本格的な猛暑が始まり、暑さを訴える方が多いのですが、 猛暑は人だけでなく、犬や猫などのペットにも致命的だと知っていますか。
特に、車内にペットを乗せて出かける際に、万が一、間違えて車内に子どもを置き忘れるようなことがあってはなりません。
実際、この時期になるとうっかりして犬や猫などのペットを車に置き忘れることがよくあるからです。
それなら、もし道を歩いているときに猛暑の中、車に閉じ込められた犬を見つけたらどうしましょう? イギリスのある警察の話を聞いてみてください。
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今から4年前の2016年、イギリスの日刊紙デイリーメールなど主要外信はサウナのような車の中に閉じ込められて苦しんでいる犬を救ったある警察官の事情を紹介しました。
イギリス・ノッティンガムシャー州のある警察官は、担当地域をパトロール中に車の中に閉じ込められ、息を切らしているヨークシャーテリアを1匹発見しました。
当時犬は暑さに疲れて息を切らしていました。
警察官は、暑さに疲れた犬を見て、最初はアイツの飼い主を探そうとしていました。 でも、熱い車の熱気ですでに疲れてしまったワンちゃんを、ずっと放っておくわけにはいかなかったんです。
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結局、彼は後部座席の窓を思い切って割って、閉じ込められていた犬を安全に救助しました。 車両に閉じ込められた犬を救助した警察官は次のように言いました。
「猛暑には車内の温度が急激に上昇します。 熱くなった車両に人や動物が閉じ込められないように格別の注意が必要です。」
実際、イギリスではペットが熱い車内に閉じ込められる事故が2015年だけでおよそ8千件以上発生するなど、ペット管理に格別な注意が必要です。
皆さんももし、犬や猫などのペットを連れて出かける時、子どもたちを車の中に置き忘れることがないよう、気をつけなければならないということ、忘れないでください。
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