狭くて窮屈な動物園から抜け出そうとして石ころでガラス壁を叩きつけて粉々になった猿

アニマルプラネットランドチーム
2020年 06月 11日

애니멀플래닛Daily Mail


中国のある動物園で、猿1匹が直接石を削ってガラス壁を叩きつけ、粉々に砕く事態が起こり、衝撃と悲しさを与えています。


狭くて息苦しい動物園から抜け出したかった猿は、石ころでガラスの壁を叩き始め、そうやって何度も殴りつけたのです。


石を叩き始めてから数分後、突然「ドン」という音とともにガラスの壁が粉々になって観覧客を驚かせました。


英日刊紙のデイリーメールやメトロなどによると、中国河南省鄭州市のある動物園で、猿が脱出するためにガラスの壁を割ることがありました。


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当時の報道によると、事件発生当時、猿一匹の手に石を持ったままガラスの壁を叩き始めました。


現場にいた観覧客たちはどういう状況なのか首をかしげるしかありませんでした。


そして、しばらくして「ドン」という音とともにガラスの壁にひびが入り、その瞬間、びっくり仰天した猿は、しばらくして逃げた後、すぐ戻ってきて割れたガラスの壁に触れたといいます。


一方、他のサルたちは訳も分からないまま、ただこの状況を見守ってばかりいたそうです。


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サルがガラスの壁を叩きつけたことと関連して、一部ではサルが外部ストレスのために脱出を試みたのではないかという疑惑が提起されましたが。


論争と関連、動物園側は「問題の猿から異常な兆候はなかった」とし「ただ、他の猿と違って道具を使うことは知っていた」と明らかにしました。


普段は他の猿の場合、クルミを食べるために歯を使っていたが、問題の猿は石を鋭く砕いてクルミを割って食べるなど道具の使用に慣れていると、動物園側は説明していました。


実際、ガラスの壁を打ち砕いた石ころも、問題のサルが直接磨いて使っていたことが知られています。


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一方、問題の猿はノドジロオマキザル種と伝えられたのですが。


カプチンの一種で、カプチンには道具を作る能力があるという研究結果が出た猿種だそうです。


一方、動物園側は今回の事件をきっかけに、猿から石を押収し、檻内にある他の石ころも全て回収するなどの措置を取ったと明らかにしました。


猿は一体なぜ、石ころでガラスの壁を叩きつけることを考えていたのだろうか。 話に接したネットユーザーらは、「動物園がどれだけ息苦しかったら、このようなことをしただろう」などの反応を示しました。


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