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人間の誤った欲によって絶滅の危機に瀕したサイについて世界中の警戒心を伝えようと、かつてアイアンマンサイの彫像を作った芸術家がいます。
英日刊紙エクスプレスによると、以前、英国人芸術家スチュアート・ライト(Stuart Wright)は絶滅の危機に瀕したサイの現実に対する警戒心を拡散させるための環境保護プロジェクトに参加したことがあります。
当時、彼はマーブルヒーローの「アイアンマン」スーツを着たサイの彫像を作り、注目を集めたことがあります。
それでは、なぜサイの彫像に「アイアンマン」スーツを着せたのだろうか。
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自分がアイアンマンシリーズのファンであることは確かですが、単にそういった理由で彫刻像は作らなかったそうです。
芸術家のスチュアート・ライトは強靭な姿で生まれつき、危機に瀕したサイの逆説的な現状を強調するため、『アイアンマン』のイメージを借用し、彫刻像に反映させたという説明ですが。
「アイアンマンサイ」の彫刻像の表面に使用されたペイントは、実際に自動車に使用されるペイントとして使用され、これらのペイントはプロジェクトに後援するBMWなど自動車企業から提供されたものだと彼は付け加えました。
製作だけで8カ月も所有している「アイアンマンサイ」の彫刻像。 今、この瞬間にもサイは角ががん治療と勃起不全に良いという誤った認識によって、数万頭が死に追い込まれている状況です。
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