寄生虫かと思ったが…。猫の肛門から出た長くて細い正体不明の「異物」

アニマルプラネットランドチーム
2020年 06月 19日

애니멀플래닛

(左) pixabay, (右) facebook_@Angel.s931120


いつものようにトイレで一生懸命用を足している猫のせいでびっくりした飼い主がいます。


普通なら、お腹に力いっぱい入れて、きれいに後片付けをしてトイレを出たりしたのに、妙に猫がトイレでじっと立っているんじゃないですか。


一体何があったのでしょう。 猫の健康にもし問題が起こったのではないかと心配になった飼い主は急いで駆けつけ、衝撃的なことを見かけます。


台湾メディアの「Ettoday」によると、好奇心いっぱいの猫ダンダン(DanDan)のためにびっくりしたある飼い主がいましたが…。


ある日いつもと違い、トイレではなかなか出ない猫ダンダンを見た飼い主は首をかしげました。


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トイレに入った猫の固まりがじっと立っていました。 万が一と思って猫ダンダンに近づき、様子をのぞいてみた瞬間、自分の目を疑いました。


猫固めの肛門から、長くて細い正体不明の異物がはみ出ていたのです。 飼い主の頭の中には一瞬、寄生虫ではないかと思い、急いでダンダンを連れて病院に向かったのです。


ダンダンを見た獣医も最初は寄生虫だと疑い、より正確な検査のためにレントゲン撮影を始めました。


検査結果は驚くべきことに寄生虫ではありませんでした。 それなら一体、猫ダンダンの肛門から突き出た長くて薄い異物の正体は何だったのだろうか。


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後で分かったら、異物の正体はジャージパンツを固定する腰紐でした。 「獣医の言葉に飼い主は今になって何が起こったのか、頭の中のパズルがぴったり合ったのです。


数日前、猫ダンダンがジャージズボンの横でしばらく遊んでいたのですが、それもジャージズボンの腰ひもで遊んでいたのです。


好奇心の旺盛な猫ダンダンは、思わず腰ひもをごくりと飲み込み、腰ひもが寄生虫のようにはみ出していたのです。


結局、猫のダンダンは手術によって腰ひもを取り除くことができたのですが。 獣医は髪の毛や靴紐なども飲み込むことがあるので、注意して欲しいと念を押したそうですね。


애니멀플래닛イメージ / pixabay


一方、実際に猫などのペットが好奇心によって床に落ちた髪やゴム、ビニールなどを食べることが発生したりします。


1、2回ではなく継続的に繰り返す場合には、異常行動に分類されます。 もし、その場合、命に大きな支障をきたす恐れがあり、獣医などの専門家との相談が必要とされます。


食べられないものを繰り返し食べようとする行動を「猫の移植症」と言うのですが。 原因は様々です。 栄養不足かもしれませんし、不安障害などかもしれません。


移植症の症状を見せた場合、猫と遊んであげるのはもちろん、猫がよく噛んで吸うものを片付けてあげるのもひとつの方法だそうですので、参考にしていただきたいですね。


*猫移植症:食べられない髪の毛やビニール、ゴム、糸などを繰り返し食べようとする異常行動を指します。

移植症の原因としては、1)栄養不足、2)不安障害、3)遊び不足などがありますが、何よりも獣医に相談して正確な原因を探り、解決方法を模索することが重要です。


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