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希少野生猫であるアジアゴールデンキャットがイノシシを捕まえようと仕掛けた罠に、前脚がかかって血を流したまま死んだ事実が伝わり、悲しんでいます。
「オンラインメディアテアラスドットID(Teras.ID)などによると、インドネシア・スマトラ島西部アガム郡の森で、アジアゴールデンキャットがわなにかかって怪我をした状態で発見されました。
当時、アジアゴールデンキャットは、村の住民がイノシシを捕まえようと仕掛けたわなに左前脚がかかり、血をたくさん流した状態だったといいます。
血を流したのか、傷口の周りにハエがたぎっていたくらいなんですけど。 村の住民はイノシシを捕まえようとわなを仕掛けてから2日後、アジアゴールデンキャットがかかっていたと説明しました。
Teras.ID
救助された希少野生猫のアジアゴールデンキャットは、動物園に移され治療を受けたが、とうとう死んでしまいました。
出血がひどいうえに、全身にダニが激しく広がっていたことが死亡原因と伝わりました。
一方、アジアゴールデンキャットは毛色が黄金色です。 森林伐採などにより生息地の減少や狩猟により野生の個体数が減少しています。
また、アジアゴールデンキャットは2008年から世界自然保全連盟(IUCN)の絶滅危惧種レッドリストのうち、準脅威種に登録されているそうです。
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