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有機動物保護所で生活する捨て犬を散歩させるため、朝ランニングをする高校生たちがいて感動を与えています。
一体どういうわけがあって、生徒たちは捨て犬を連れて毎朝ランニングをするのですか。 事情は、今から4年前の2016年にさかのぼります。
米カリフォルニア州の南西部に位置するサンタマリアにある動物保護所の関係者によると、セントヨセフ高校(St. Joseph High School)クロスカントリーチームの生徒たちが意味深い善行をしました。
保護所の狭いケージの中に閉じ込められている捨て犬を散歩させるため、毎朝ランニングをすることにしたんです。
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捨てられた犬はみんな楽しい表情で生徒たちと一緒に走り続けました。 疲れを知らない捨て犬の体力に何人かの生徒たちは苦しんだりもしましたが、それでも捨て犬が笑って胸がいっぱいでした。
クロスカントリーチームのコーチであるルイス・エスコバ(Luis Escobar)は、自分のフェイスブックを通じて、朝のランニングをする捨て犬や生徒の姿をカメラに収め、話題を呼んだりしました。
彼は「誰がより楽しく、幸せだったかが分からないほどです」とし、「子犬や学生達みんながとても喜んでました」と当時の状況を伝えたりもしました。
続いて「捨てられた犬は散歩がてら運動ができてよかったし、学生たちも犬と交流できてよかったと思います」とし、「もしかしたら捨てられた犬が新しい家族を見つけられるかもしれませんね」とも付け加えました。
時間が経っている今、保護所で過ごす捨て犬を連れて散歩させようと、朝走る生徒らのエピソードが改めて取り上げられているのは、それだけ捨て犬が大幅に増えているからです。
一時、家族と言っておきながら、年を取り、臭い、お金をかかるという理由で捨てられたペット達の傷を温かく抱いてくれた生徒らの善行は、まだ世の中が生きているという事実を示す証拠であるために、再照明されたのです。
今、この瞬間も捨てられている有機動物たち。 これ以上、動物が捨てられることのない日が一日でも早く来ることを心から願っています。
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