Daily Mail
一晩でサイ6頭が密猟者によって撃たれて角を切られたまま死んだことがありました。
母親を失った子サイは、銃に撃たれて死んだ母親が寝ていると思って、目を覚ますことだけを待ちました。
その姿が、多くの人々の心を悲しませています。
英紙デイリーメールによると、3年前の2017年当時、孤児になった子サイが母親の隣で茫然自失のまま立っている姿が写った写真が公開されたことがあります。
Susan Scoott for STROOP
当時、米国非営利動物保護団体(VETPAW・Veterans Empowered To Protect African Wildlife)はフェイスブックのページで、残念な写真1枚を公開しました。
密猟者は南アフリカ共和国のクアズールーナタール州の代表的な自然保護区域であるスルースルウェイのインフォロジー公園でサイ6頭を殺害しました。
現地エゼンベロ・クアズールナタール野生動物保護団体と反密猟団体のメンバーが前日夜、11発の銃声が鳴り響いたところを捜索しました。
その結果、サイ6頭が角を切られたまま血を流し、死んでいました。
Susan Scoott for STROOP
彼女たちをもっと悲しませたのは、死んだ母のサイの横で訳も分からないまま、母が目を覚ますことを待ち焦がれていた子サイでした。
子サイは母親のサイのそばを離れることなく、最後まで場所を守り続け、捜索に当たった関係者によって安全な場所に運ばれたといいます。
一夜にして母親を失った子サイは、どれほど惨めな気持ちでしょう。 胸が張り裂けます。
南アフリカ共和国ではこのようにサイが密猟者によって射殺されており、悩まされています。
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