Don Bradshaw / NTV
風船のように海の上にぷかぷかと浮いている正体不明の物体を見つけたら、絶対に手で触ったり触ったりせず、なるべく避けたほうがいいでしょう。
ここに一時オンラインコミュニティとSNSを熱く盛り上げた一枚の写真があります。
写真上では大きく膨らんでいるこの物体がなんだかわからないのですが、説明にはこう書いてありました。
"海の爆弾、発見したら絶対に触れないこと"
一体何なので"海の爆弾"と呼ばれ、触るなと警告するのだろうか。 写真の中の正体不明の物体は鯨の遺体でした。
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クジラが死ぬと、クジラの体は自然に腐敗が進みますが、この時、体内でメタンガスが発生するそうです。
写真の中のクジラの死体のように、たまに体内生成されたメタンガスが抜け出せなかった場合、遺体が風船のように膨らむ場合があるそうです。
海の上に浮かんでいる姿を見ると、クジラに見えないため、何なのか気になって近づくことに繋がります。
本当に驚くべき光景に違いないからです。 しかし、これは非常に危険な行動だという説明です。
遺体の中にはガスが充満しているので、誤って触れると爆発につながる可能性があるからです。 私たちがよく知っている爆弾と違って、炎を噴き出すのではありません。
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下の映像を見るとわかりますが、クジラの内部の中にある内臓と血が噴き出るので、これを被るかもしれません。
そのため格別の注意が必要です。 また、メタンガスが爆発し、周囲にいた人に被害を与えることもまれに報告されているとされています。
クジラの死体はどうなるのか。 普通、クジラの死体はサメの餌になるそうです。
海の中央に風船のように浮かんでいた正体不明の物体は、死んだ鯨の遺体で整理されました。
膨らんで"海の爆弾"と呼ばれるクジラの遺体を触ってはいけない理由の詳細は以下の映像で直接ご確認いただけます。
※ (注意)多少不便な内容と映像が含まれております。
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