twitter_@CHPSanFrancisco
5年前の2015年、米サンフランシスコのハリソン·ストリート。
ある男性が10階建ての建物にある3階の窓にぶら下げられたまま、警察たちと言い争っていました。
男性は「飛び降りるぞ!」と叫びながら警察を脅かしました。 興奮状態だった窃盗犯は窓の外に身を乗り出して、なんと3時間も警察と対峙します。
結局、警察は窃盗犯を懐柔するために、最後の手段だった支援兵力を呼ぶことにします。 警察が呼んだ支援兵力は、彼の唯一の家族であり、彼が飼っていた猫でした。
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猫を見た男性は表情が揺れ始め、これにきづいた警察は猫を利用して再び男性と交渉を始めることになりました。
そうして45分が経ち、心が落ち着いた男性は、再び建物の中に入ったそうです。
窃盗犯だった男性はそうやって窓から降りてきて、素直に警察に逮捕されます。 3時間以上かけて頑固に耐えてきた彼も、自分が大事にする猫を見た瞬間、心が和らいだのです。
「猫を使った説得と交渉は非常に奇抜でした。 当時、猫の登場はその男に大きな衝撃を与えたはずです。 彼が正気を取り戻すように猫が手伝ってくれたのです。」
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警察に逮捕された彼はパトカーに乗る前に猫をもう一度見たいと言い、警察は彼に猫をしばらく抱かせたそうです。
そのように窃盗犯は、警察の温かい配慮に涙を浮かべながら、猫と別れの挨拶を交わした後、拘置所に向かったといいます。
車両窃盗罪で警察に追われ、つかまる状況になると、自ら身を投じると警察を脅かした男性は、猫によって再び気を引き締めて降りてきたこの事件。
時間が経った今も話題になっているのは、猫の活躍がなかったら、たぶん事件は最悪の事態に陥っていたかもしれないからではないでしょうか。
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