Berlin Police
道に迷っているハムスターを見つけたという通報の電話を受けて出動した警察は、思いがけずハムスターを引き取ってしまいました。
今から3年前の過ぎた2017年当時、ドイツベルリン警察は地域病院で緊急通報を受けて現場に出動しました。
普段かかってくる通報内容とは全く違う通報でした。
病院で患者さんが捨てたと思われる、あるいは家出したと推定されるハムスター一匹が見つかったという電話がかかってきたのです。
Berlin Police
やや荒唐無稽な通報出動ですが、ベルリン警察は時間の無駄と思わず、現場に出動しました。 そしてハムスター救出作戦を繰り広げました。
そうしてハムスターを小さな箱に入れて警察署に戻る途中、警察官はハムスターにヘンリーという名前をつけてあげたのです。
その後、警察はハムスターヘンリーの新しい家族を探してみましたが、"ハムスターを養子にしたい"という人は現れませんでした。
ハムスターヘンリーを動物保護所に送ることができなかったある警察官が直接養子にするという意思を明らかにし、そうしてハムスターヘンリーはベルリン警察の家族になったそうです。
Berlin Police
警察署の代弁者は、"翌日、動物保護所からハムスターヘンリーを新しい家族に養子に迎えました"と述べました。
そして"私たちはヘンリーがベルリン警察署の家族になったことを心からまた暖かく歓迎します"と付け加えたんです。
通報を受けて出動したが、結局、ハムスターを養子に迎えた警察官のおかげで、新しい家族ができたハムスターのヘンリー。
どうか末永くお幸せになるように心より応援致します。
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