全身'タール'覆われたまま死んで行っていた犬を生かそうと9時間休まずに除去してくれたボランティアたち

アニマルプラネットランドチーム
2020年 02月 28日

애니멀플래닛Proyecto4Patas 


タールいっぱいの穴に落ち、ややもすると間違って命を失いかけた犬がボランティアたちの助けのおかげで辛うじて命拾いをすることができました。


アルゼンチン非営利動物権利団体プロイェクト4パタス(Proyecto 4 Patas)によると、全身にタールで覆われた犬アロエ(Aloe)が救われることがありました。


団体には全身がタールで覆われて動けない犬がいるという通報が入り、現場に出動した関係者らは現場を見て驚愕を禁じ得ませんでした。


タールから犬を取り出すことに成功しましたが、体全体を覆ったタールのため、犬は目もあけられない状態だったからです。


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このまま放置すれば犬が命を失うかも知れない危険な状況だったので、現地の関係者やボランティアたちは希望を持たず、犬が息ができるよう祈りを捧げてくれました。


また、硬いタールが溶けるように植物性の油を注いで体をマッサージするなどの応急処置をとりました。


ボランティア達は犬を助けるための作業を続きました。 犬の体に付着したタールを1次的に除去したボランティアたちはセンターに移動し、継続してタールの除去作業を進行しました。


애니멀플래닛Proyecto4Patas 


毛にもつれたタールを除去するだけでかかった時間はおよそ9時間。 ボランティア達は犬アロエが3度もお風呂に入れなければならない、タール除去だけに50リットル油を使用しました。


やっとワンちゃんのアロエは、本来の姿を取り戻すことができました。 9時間の間、ボランティア達の助けがなかったら決してできない事でした。


プロイェクト4パタスの関係者は"この13年間、あらゆる非常状況で犬と猫を助けたが、こんな場合は初めですよ。"と言いました。


そして"私たちはアロエがそれほど長い間動けない状況でどれほど多くの苦痛を受けたか、その切迫さを想像することができません"とし、もどかしさを隠せませんでした。


애니멀플래닛Proyecto4Patas 


9時間という長い作業を終えた後ボランティアらは犬アロエが疲れて眠ると思ったが、予想と違って、犬アロエは人たちのそばに近く滞在しながら感謝と抱擁をしたそうです。


一方、犬アロエがタールでいっぱいの穴に誤って入ったのか、それとも誰かによって入ったのかは明らかではありません。


ただ、関係者たちは健康が回復し次第、一生愛で大切にしてくれる家族を探すという計画です。


애니멀플래닛


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