Daily Mail
中国のある動物園で猿一匹が直接に石を磨いてガラスの壁を打ち砕いて粉々に砕くという事件が発生しました。
猿は石でガラスの壁を叩き始め、そうして何度も叩くと、突然"パタン"という音とともにガラスの壁が粉々になって観覧客をびっくりさせました。
英国日刊紙デイリー・メールとメトロなどはこの26日(現地時間)、中国河南省の鄭州市にある動物園でサルが脱出するためにガラスの壁を破ることがあったと報道したんです。
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報道によると、事件発生当時、猿1匹に石を持ってガラスの壁を叩きつけました。 現場にいた観覧客たちはどんな状況なのか首をかしげるしかありませんでした。
それからしばらくして、'パチッ'という音とともにガラスの壁にひびが入り、その瞬間びっくりする猿は、しばらく逃げ出した後すぐにまた戻ってきて割れたガラスの壁に触れたと伝えられました。
反面、他の猿たちはわけも分からずにただこの状況を見守っていました。
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猿がガラスの壁を叩いたことに関連して、一部では猿が外部のストレスで脱出を試みたのではないかと疑いました。
動物園側は、"問題のサルから異常の兆候はなかった"とし、"ただ、他のサルと違って道具を使うことができた"と明らかにした。
普段、他の猿の場合、くるみを食べるために歯を使いましたが、問題の猿は石を鋭く磨いてくるみを割って食べるなど道具の使用に慣れているというのが動物園側の説明でした。
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実際、ガラスの壁を壊した石ころも問題の猿が直接砕いて使ったとされています。 一方、問題の猿は白髪カプチン猿種だそうですが、
フサオマキザル(サルカープチンの)一種で、カープチンは道具を作る能力があるという研究結果が出たサル種だそうです。
一方、動物園側は、今回の事件をきっかけに猿から石を押収し、檻内にある他の石ころもすべて回収するなどの措置を取ったと明らかにしました。
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