(왼) instagram_@andrea.mangoni, (오) classicfm
新型コロナウイルス感染症と呼ばれる"コロナ19"で観光客が途絶えたイタリアのベネチアで意外な正体が捕捉され、驚かされています。
米CNNなど主要外信は、イタリア現地の生物学者アンドレア·マンゴーニ(Andrea Mangoni)さんがサンマルコ広場近くのベネチア運河で大王クラゲが発見されたと報道しました。
生物学者のアンドレア·マンゴーニがインスタグラムなどを通じて公開した映像の中には、きれいになった運河に浮かんでいるクラゲの姿が映っていて、驚きを感じさせます。
instagram_@andrea.mangoni
彼はCNNとのインタビューで"サンマルコ広場の近くで、水面わずか数センチ下で泳いでいるクラゲを撮影することができました"と語りました。
そして、"交通量の減少で沈殿物が運河の底にたまり、おかげでベネチア運河の水をより透明にできれいになりました"と説明しました。
海外の主要メディアは、運河でつながっている"水の都市"べネチアは、年間2000万人の観光客が訪れる世界の名所として有名ですが、汚染も深刻だった、と伝えています。
instagram_@andrea.mangoni
わずか数週間、想像を絶する事態が発生したとし、"コロナ19"が作った世界的なこう着状態が可能になったと分析しました。
これについて、ヴェネチア市関係者は"水が清いということは、すなわち公害が少ないということを意味するものではありません"と指摘しました。
一方、"コロナ19"拡散の影響で観光客が減少し、オーストラリアではカンガルーが、イギリスではヤギが、チリではピューマが街を闊歩するなど、都市のど真ん中に野生動物が出没する現象が続いています。
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