自分の命を生かしてくれたおじいさんに会うために一人で8000kmの海を泳いできたペンギン

アニマルプラネットランドチーム
2020年 08月 23日

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生命の恩人に会うため、毎年夏ごとに8,000kmを超える海を泳いで渡ってくるペンギンが在り、静かな感動を与えています。


英国日刊紙デイリー・メールとメトロなどは、今から3年前の過ぎた2016年お爺さんの世界でかけがえのない友達になったペンギンディンディム(Dindim)の事情を紹介したことがあります。


事情はこうです。 当時の年齢71歳のホアオ・ペレイラ・デ・ソウㇲ(Joao Pereira de Souz)さんは煉瓦職人を辞めてブラジルのリオデジャネイロの近くの漁村で釣りを楽しみながら暮らしていました。


ある日、普段のように釣りに行って海辺の岩の間に挟まれたペンギン1匹を発見します。 発見当時、ペンギンは油で覆われ、飢えた状態でした。


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目についた ホアオさんはダメだと思って、ペンギンの体についている油を除去する一方、きれいに洗ってあげたんです。 ある程度ペンギンが元気を出すと、彼は近くの海に返してくれました。


この時までは、ホアオさんはペンギンと再会するとは思いもしませんでした。 しばらくして、ペンギンはホアオさんに再び戻ってきて、いくら返してもペンギンはずっと戻ってきました。


結局、ホアオさんはペンギンにディンディムという名前をつけて約1年あまりを一緒に過ごしました。 真心のこもった世話のおかげで、ペンギンは日に日に健康を取り戻しました。


ペンギンディンディムは、まるで自分が子犬でもあるかのように他人にくちばしでつつくなど警戒していましたが、特にホアオさんにだけは、とても優しいペンギンになっていました。


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そのように時間が経って、換毛の時期がやってきた。


換毛が訪れると、ペンギンディンディムは誰も知らないうちに消えてしまい、ホアオさんはあまりにも残念でしたが、ペンギンディムがもう自分の故郷に帰ったのだと思っていました。


時間が流れ、翌年の夏になると、いつそうしたかのようにペンギン·ディンディムがまた海辺にやってきました。


その後、ペンギン·ディンディムは、冬が来るまでおじいさんと一緒に時間を過ごして帰ることを繰り返しました。


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ペンギンディンディムが棲息するところはホアオさんが住んでいる所でおよそ8,000km離れているアルゼンチンやチリ海と思うのですが。


本当に自分の命を助けてくれたお爺さんに命の恩返しをするために、毎年遠くを直接泳いで渡るのでしょうか?


ある生物学者は"ペンギンが人に会いに来るのは初めて見る現象"とし"おそらくおじいさんを家族として考えているようです"と分析しました。


ホアオさんは"ペンギンディンディムを子供のように愛していて、ペンギンディムもまた私をたくさん愛していると考えています"とし"いいえ、そう信じています"と言いました。


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