「新型コロナ」に続き、中国で新型の豚インフルエンザ発生…大流行の可能性

アニマルプラネットランドチーム
2020年 06月 30日

애니멀플래닛イメージ / pixabay


中国で世界的な大流行(パンデミック)に広がる可能性のある新型の豚インフルエンザウイルスが新たに発見されたという研究結果が出て、国際的な懸念が高まっています。


29日(現地時間)、主要外信は中国疾病統制予防センター(CCDCP)と現地の大学所属科学者がこのような内容を盛り込んだ論文を米国立科学院会報(PNAS)に発表したと報道しました。


「G4」と名づけられた新型ウイルスは、2009年当時、世界で流行した新型インフル系統の変種ウィルスで、豚によって感染し、人間が感染する可能性があるといいます。


애니멀플래닛イメージ / pixabay


研究チームは「G4」はパンデミックを誘発した他のウイルスと同様、人間感染に必要なあらゆる必須の特徴を持っており、パンデミックの危険性を増大させかねないという点が懸念されると指摘しました。


研究チームは2011年から2018年にかけて、中国の10の地方の屠畜場や動物病院の豚から3万件の検体を採取し、179件の豚インフルエンザウイルスを分離しました。


その結果、新しく発見されたウイルスの大多数は、2016年からすでに豚の間に広がっていたことが確認されました。


一番の問題は、このウイルスに対して人は免疫力がないことです。


애니멀플래닛イメージ / pixabay


また、まだ人同士で移るという証拠はありませんが、豚畜業者などに対するモニタリングが急がれるという指摘も出ていますが。


一方、このウイルスが実際に人間伝染病に発展する可能性が低いという見方もあります。


米国立保健院(NIH)のポガティ国際センターの進化生物学者、マーサネルソンは「該当研究で利用された標本規模が小さいという点を考慮すると、ウイルスの拡散が実際に大きな問題に発展するかどうかは分からないと指摘しました。


[著作権者 ⓒ アニマルプラネットランド, 無断転載及び再配布禁止]

私たちの秘密の話を世の中に知らせてください。